オリコのオートローンならディーラーや中古車店どこでも扱っているので安心だと考えていませんか?
ローンと名前が付けば銀行イメージからくる安心感もあるでしょう。
しかし銀行や農協など金融機関だけで扱えるのがローンであり、オリコなど信販会社が扱うのはローンではなく全てクレジット=月賦なのをご存知でしたか?
従ってディーラーや中古車店でローンと称している全ては信販会社のクレジットなんです。
オリコのオートローンと銀行マイカーローンの金利差と審査内容を比べることで多くの事実が分かるようになります。
それが分かればアナタが借りるべきローンがどれなのか直ぐに判断できる、そんな内容を知ってください。
読み時間1分30秒です。
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オリコと銀行マイカーローンを比較する
オリコのオートローンでも銀行マイカーローンでもアナタにとって使い安くて金利が低い方を選ぶべき、そうお考えください。
オリコのオートローンと銀行マイカーローン比較です。
オリコ | 銀行 | |
申込み方法 | 販売店で申し込む | ネットサイトから申し込む |
必要書類 | オートローン契約書に書き込む ※別途の郵送書類が必要な場合有あり |
ネットサイトからデータ送信 ※別途に郵送書類必要の場合あり |
審査時間 | 当日中に販売店経由で回答 | ネット仮審査から本審査完了まで約7日間 ※5秒簡単診断などもある |
金利 | 7%~10%前後 | 2%~3%ほど |
この比較だけでは金利の低い銀行マイカーローンの勝となりますが、実際に借りやすいかどうかは調べなければ分かりません。
ポイントは「借りやい=お得か」どうかです。
その説明の前に、どうしてオリコと銀行でこんな大きい金利差があるのでえしょうか?
ローンとクレジットに金利差ある理由その1
銀行マイカーローンとオリコのオートローンに金利差がある理由は、銀行はローンでオリコはクレジットだからです。
※俗称ローンのクレジット
- 銀行マイカーローンは人の信用に対してお金を貸すシステム※車を担保にとらない
- オリコのオートローン(クレジット)は車を担保に取ってお金をクレジット払いにできるシステム
銀行マイカーローン審査が約7日間と長いのは個人の信用情報を確認しているからです、正式なローンだからです。
ディーラーや中古車店のローン(クレジット)審査が数分や1時間と短いのは、提携するオリコが車担保にお金を貸すクレジットだからです。
車を担保に取っているから車検証名義はオリコとなり、オリコ以外は誰も車転売できません。
さらに銀行マイカーローンの金利(利益)は100%銀行のモノになりますが、オリコのオートローン金利は違います。
オリコはディーラーや中古車店へ顧客紹介手数料を支払わなければなりません。
従って高金利7%~10%(予想)の中から数%!?をディーラーや中古車店へバックするシステム。
そんな高金利のオリコオートローンを選ぶ人が年間150万人もいるのは何故でしょうか?
次の次にその原因究明します。
その前にローンとクレジットの違いをもう1つお伝えします。
ローンとクレジットに金利差ある理由その2
銀行ローンとオリコローン(クレジット)の決定的な違いを知ってください。
両方ともお金を貸す&建て替えてくれる意味では、大きなくくりでは金融業となります。
でも&しかし大きな違いがあったんです。
1.銀行や農協などの金融機関は、車ローンで融資したお金を個人口座へ振り込める
2.クレジット(オリコなど信販会社)は業者間だけでお金のやり取り行う、個人口座へは振り込めない
もっと簡単に言えば、車ローンで銀行が個人へ現金を貸せても、オリコは現金を貸せない、そうなります。
だからオリコなど信販会社(クレジット)は、担保となる車を介在させる月賦販売方式を取っています。
そんなオリコなど信販会社が提供するクレジットは、いつの間にかローンと呼ばれるようになりました。
その語源&イメージは銀行ローンから来ているのは間違いありません。
クレジットをローンと称することで信用イメージにつながる、借りやすいとなる、だからです。
次はどうしてオリコローンが年間150万人にも選ばれるのか知ってください。
オリコのオートローンを選ぶ人の心理
オリコのオートローンは色んな意味で「借りやすいから借りる」、だから年間150万人も利用する、そうしか考えられません。
利用する理由は、車販売店カウンターやテーブルにオリコのサインスタンドがあるから、それだけです。
誰であってもあまり考えずに借りられる方が楽なのは間違いありません。
車販売店で価格交渉を終えたら、その流れのままに支払&ローン手続きとなるので簡単に済んでしまう、だからオリコとなります。
それ以前に我々はローンの仕組みも金利差による支払差額も知らない、だから金利10%でも車検証名義がオリコでも利用してしまうんです。
もし車購入その場で金利計算ができていれば、オリコとは違ったローンを選択するかもしれません。
ローン選択だけで20万円や30万円も違うなら、車両価格やオプションを値引した努力もザンザンになるからです。
そうなら初めから金利が安い銀行マイカーローンも考えます。
シミュレーションが苦手な人は、次の各金利による支払差額を確認してください。
オリコと銀行の大き過ぎる支払差額に驚く
乗り出し180万円の軽自動車を3%銀行マイカーローンと10%オリコのオートローンで比較しました。
イエローマーカー部分の支払い差額を表の後に計算してありますが驚かないでください。
ローン金額180万円コース
ローン 180万円・金利 2%
ローン回数 | 毎月 | 年間 | 支払合計 |
36 | 51,556 | 618,672 | 1,856,021 |
48 | 39,051 | 468,612 | 1,874,431 |
60 | 31,549 | 378,588 | 1,892,972 |
ローン 180万円・金利 3%
ローン回数 | 毎月 | 年間 | 支払合計 |
36 | 52,346 | 628,152 | 1,884,444 |
48 | 39,841 | 478,092 | 1,912,384 |
60 | 32,343 | 388,116 | 1,940,597 |
ローン 180万円・金利 4%
ローン回数 | 毎月 | 年間 | 支払合計 |
36 | 53,143 | 637,716 | 1,913,136 |
48 | 40,642 | 485,54 | 1,950,802 |
60 | 33,149 | 397,788 | 1,988,957 |
ローン 180万円・金利 5%
ローン回数 | 毎月 | 年間 | 支払合計 |
36 | 53,947 | 647,364 | 1,942,089 |
48 | 41,452 | 497,424 | 1,989,696 |
60 | 33,968 | 407,616 | 2,038,048 |
ローン 180万円・金利 6%
ローン回数 | 毎月 | 年間 | 支払合計 |
36 | 54,759 | 657,108 | 1,971,324 |
48 | 42,273 | 507,276 | 2,029,078 |
60 | 34,799 | 417,588 | 2,087,908 |
ローン 180万円・金利 10%
ローン回数 | 毎月 | 年間 | 支払合計 |
36 | 58,080 | 696,960 | 2,090,881 |
48 | 45,652 | 547,824 | 2,191,286 |
60 | 38,244 | 485,928 | 2,294,626 |
金利1%アップするごとに、どんどん支払額がアップしています。
そんな銀行マイカーローンなどの金利3%とオリコなどの金利10%なら、こんな大きく支払額が違ってきます。
ローン180万円、金利3%、48回払いの支払総額1,912,384円
ローン180万円、金利10%、48回払いの支払総額2,191,286円
2,191,286円 - 1,912,384円 = 278,902円 ⇔(支払差額=損)
180万円の車で約28万円の支払差額(損)なら、300万円の車なら40万円の損になるかもしれません。
金利が低いか高いかでこんな大金が失われてしまう、それは間違いありません。
オリコのオートローンは誰でも簡単に使える代わりに金利が高い、ローン期間によっては給与の1カ月や2カ月分が金利で消えて無くなる可能性がある。
そうならオリコと比較するためにも、銀行マイカーローンが使えるか簡単診断を受けておけば安心です。
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ローン金利は値引できるのにしない理由
車購入では車両本体値引、オプション値引、諸費用値引などに頑張っても、何故かローン金利値引を頑張る人は少数派かもしれません。
ローン金利はどこかで決められたモノ、だから値引交渉ができない、そう考えているなら修正してください。
それが銀行ローンなら金利2%~3%以内と低金利なので値引余地がない、値引すれば銀行利益がなくなる!?、だから値引できません。
でも&しかしオリコなど信販クレジットは金利6%~10%前後と高く、その中にはオリコの利益と車販売店の手数料がシッカリと入っています!
だからアナタは金利値引が可能となります
だから販売店は金利値引をしたくありません
もちろんアナタが金利値引を要求すれば、こんなシナリオ通りのコメントが返ってくるでしょう、それも驚いたフリをしながら。
「ローン金利値引なんて聞いたことありません」
「車お値引きに加えてローン金利値引なんてできません」
そんな販売店側の役者さん達に、アナタはこう言ってやってください。
「もしローン金利値引できないなら、銀行マイカーローンにします」
「銀行マイカーローン金利が数%なのに、どうしてオリコはこんな高金利なんですか」
普通の営業マンなら、このコメントで1~2%は金利値引きしてくれるはずです。
理由は金利値引をしなければ、車自体が売れない可能性=オリコからの手数料がゼロ円になる、です!
従ってオリコローンを利用する際には、金利値引交渉は絶対に必要であるとお考え下さい。
値引目安は新車なら2%前後、中古車なら3%~4%とお考えください。
そんなローン金利値引に満足できないのなら、次の手があります。
金利値引1%は5万円以上の価値がある
購入する車価格によって金利1%の重みが違います。
金利1%が数万円もあれば5万円や10万円の意味を持つ&価値を持つ場合があります。
そんなローン金利値引交渉は最後の最後に行いますが、金利を下げてもらえなければ奥の手しかありません。
再び車両やオプションなどに戻って「金利が下がらなかったぶん値引」、その交渉をしてください。
そうすることで金利値引に引き当てる、そうなります。
私ならこんな値引を考えます。
ディーラーならこうします。
JAF1年間無料、
ディーラーオプションの無料サービス、
納車費用は全カット
車庫証明費用も全カット
新車保証3年間を無料で5年に延長、
中古車店ならこうします。
「保証期間延長と内容拡大」
以上です。
それがもし銀行マイカーローンを使うのならこうなります。
銀行マイカーローンならこうなる
銀行マイカーローンなら審査時間に約7日あっても金利3%以内、車所有権もアナタなので得しかありません。
そんな銀行マイカーローンは各銀行で審査基準が違います。
ローン審査が厳しいメガバンク、そして審査基準が少し!?ユルメの地方銀行などです。
そうなる理由は、三菱などメガバンクは大企業や世界中のビジネスネットワークがあるので不況下でも経営にさほど影響ありません。
地方銀行なら地元中小企業が中心顧客だったのが、20年以上も続く不景気で融資先が激減し経営難。
数年後の地方銀行は現在の106行からもっと少なくなる、合併するしかないのが地方銀行の現状です。
地方銀行が頼りにしていた住宅ローン顧客も激減、最後に残るのは融資金額が住宅ローンに次いで多いマイカーローンしかありません。
だ・か・ら・地方銀行マイカーローン審査が通りやすくなっている、それが2019年の現状です。
※融資基準は各地方銀行で違います。
メガバンクより地方銀行が使いやすい=ローンを組みやすいのは間違いありません。
銀行マイカーローンにある伏線的メリットとは?
オリコローン(クレジット)なら、簡単に借りられても何もメリットがありません。
それどころか高金利で車所有権(車検証名義)もローン返済完了までオリコが持つので損しかありません。
銀行マイカーローンなら低金利+車所有権(車検所名義)も全てアナタなので、いつでも自由に売却可能です。
実は銀行マイカーローンにもう1つの大きなメリットがあるんです。
銀行はアナタのローン審査に7日間かけて「信用ある人」、そう確認したから融資実行となります。
アナタは銀行が認めた「信用ある人」なんです。
その信用は今回のマイカーローンだけでなく、いつか借りるかもしれないローン&融資にも自動的に適用されれる、そうお考えください。
その際には過去の信用によってこんなメリットがあると考えます。
※私個人では経験しました
短い審査時間で融資が決定される
新たな低金利が融資に適用される
そんな信用獲得が可能なのは銀行しかありません。
銀行マイカーローンは使えます。
オリコのオートローン金利と審査比較まとめ
誰でも初めはローンの知識なんてありません。
昔の私は中古車店かディーラーローンしか使ったことがありませんでした、損をしてしまいました。
でも&しかし、知り合った銀行マンからローン金利1%が違うだけでどんな支払差額になるのか、損になるのかを聞いてから変身しました。
簡単に借りられる&手に入るモノには理由がある、損がある、そうも学びました。
今は少しの時間と手間がかかったとしても、損しないで得する方法を選んでいます。
それが限られた収入を最大限に有効活用する方法につながるからです。
いつも最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
「車の買い方【119番】」でまたお会いしましょう。
あなたは車選びをしたときに、「良い車がないなぁ・・・」と思ったことはありませんか?
実はこれ、考えてみれば当然のことであり、良い中古車はすでに買われてしまって、あなたは売れ残りのリストを見ているようなものなのです!
中古車を探しているのは、あなただけでなく、しかも一般の人以外にも業者や、また世界的に見ても日本車は人気がありますので、海外の人や業者も目を光らせているわけです。
こういった状況で出来ることといえば、他の人に買われる前の車情報を見て車選びをするしかありません。
流通前の車情報を見ることは、過去において業者だけの特権だったのですが、現在ではその一部をあなたも見ることが出来ます。
もしあなたが車選びで失敗したくないということならば、市場に出回る前の非公開情報を確認して、良質な情報で車選びをしてみてください。
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なお、ネット完結で車選びをすることもできます。今の時代は電話でやり取りするのは何かと面倒ですものね^^;
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