福祉車両を購入しても維持費は高いんだろうか? 

 

返済の必要がない助成金はあるのか?

 

そんな疑問にお答えします。

 

福祉車両購入では様々な助成金が支給されるのをご存知でしたか?

 

助成金は給油、有料道路、駐車場、自動車関係税金等々の全てに適用されるので、福祉車両の購入前も後も何も心配することはありません。

 

読み時間は2分です。

福祉車両を使いこなす知識

福祉車両には「介護型」「自操型」があります。

 

  • 介護型は「乗せてもらう車両」
  • 自操型は「障害者が自分で運転する車両」

 

どちらの型と運転であっても、福祉車両を購入&維持するにはとても便利な制度があるので心配無用です。

 

福祉車両をアナタご自身、ご家族のために購入しても、その維持管理に手間とお金がかかってしまっては本末転倒になってしまいます。

 

そんな福祉車両でお得になる制度をご紹介していきましょう。

 

⇒トヨタの福祉車両参考ページ

福祉車両と普通車はほとんど違わない

福祉車両には備え付け装備のスロープ、リフターがあるくらいでほとんど普通車です

 

  • スロープは車いすを車に運ぶアルミ製の坂
  • リフターは車いすを持ちあげて車に収納する装置

 

車に福祉と名前が付いても、一部の専用補助装置以外は普通車と何も変わりません。

 

装備にスライドアップシートや回転椅子が装着されていれば子供1人分ほど重くなりますが、燃費に影響をあたえる程ではありませんので、ご安心ください。

 

そんな福祉車両購入では新車と中古があります。

福祉車両は新車と中古のどちらが得なのか?

福祉車両購入では新車でも中古車でも国の助成金を受け取ることができます。

 

そして購入後も様々な助成金制度が適用されるので安心&安全だとお考えください。※後半で詳しく助成金の説明をいたします。

 

それなら新車と中古のどちらがどう安く買えて便利に使えるのでしょうか?

新車のメリットとデメリット

 

  1. 新車はディーラー福祉車両取扱店を数軒だけ見れば比較検討が短時間にできる
  2. ディーラー専門スタッフと相談しながら細かく必要装備内容を相談できる
  3. 車を利用する人の意思を確認&反映させたベストな1台になる
  4. 最善の1台は高額になる

中古車のメリットとデメリット

 

  1. 中古は利用者に合った装備内容の車を探す必要がある
  2. ネット検索し大手中古車販売店他で必要装備内容の車を見つける
  3. 利用者が実際に車を確認する
  4. 価格的に新車の2/3や1/2で購入できる可能性がある

 

新車であれば利用者にベストな1台を提供できてもコスト的には数百万円など高額になってしまいます。

 

中古なら利用者にベストな1台を探す手間と時間がかかる代わりに安く購入可能です。

 

しかし福祉車両購入では新車や中古車を選ぶのと同じくらい大切なポイントがあります。

福祉車両と利用者の体調変化を考える

福祉車両なら新車でも中古でもあまり大きな意味を持ちません。

 

理由は福祉車両を利用している人の体調変化や加齢で、新たな車が必要になった&不要になった、それらが繰り返されているからです。

 

新車は半オーダーメイドでも、そんな新車が不要になりどんどん中古車市場に供給され続けています。

 

これから福祉車両を利用しようとする人の体調&現状をカバーしている中古福祉車両が市場に存在している、そうご理解ください。

 

実はとても多くの福祉車両購入者は利用者の現在しか見ていません、数カ月や1年後の利用者を考えていません。※失礼な言い方で申し訳ありません。

 

是非、アナタご自身や利用者の体調変化を考慮した福祉車両選びをお願いします。

 

次は福祉車両購入&維持での様々な助成金(助成制度)をお伝えします。

福祉車両の税金と助成金(助成制度)

福祉車両にはこんな多くの免税と減免、そして助成金があります。

 

  1. 福祉車両購入(装備一切含む)の消費税が非課税になる
  2. 自動車取得税の減免
  3. 自動車税の減免
  4. 自動車購入資金の貸付&助成制度
  5. 自動車改造費の助成制度(マイカーを福祉車両に改造する)
  6. 自動車運転免許取得の貸付&助成制度
  7. 有料駐車料金の割引
  8. ガソリン(燃料)代金の助成制度
  9. カーフェリー料金などの割引
  10. 高速など有料道路の割引
  11. 駐車禁止規制適用除外(一般が止められないところに駐車できる)

  ※助成制度は無料を意味します。
※免税は一切の課税をしないこと
※減免は負担を減らすもしくは無くす

 

福祉車両に対する国の助成金(助成制度)がこんなにあるなら使うしかありません。

 

それら助成金(助成制度)の申請方法を次でお伝えします。

自動車税&軽自動車税+自動車取得税の減免

障害のある方が運転する福祉車両には自動車税、軽自動車税、自動車取得税が免税もしくは減免になる制度があります。

 

減免率等はこれらです。

 

  1. アナタが 「障害者手帳交付あり」であれば全額減免
  2. アナタが 「身障者手帳交付なし」であれば各都道府県により減免率が違うので確認が必要です。

 

この免税、減免制度は新車、中古車に関係無く適用される制度です。

 

詳しくはお住いの市町村の福祉課までお問合せください

ガソリン助成金制度はとても役立つ!

障害者のガソリン助成金制度です。

 

助成金額はお住いの市町村で違いますが、例としては;

 

  • 月額上限19,000円、
  • リッター50円補助、
  • 年間700リットル補助、

 

等々サポート内容は各自治体でマチマチです。

 

詳しくはお住いの市町村の福祉課までお問合せください。

 

さらに車タイプ別&燃費の良い車を見つけられれば助成金を有効に使えます。

 

⇒まずはどんな福祉車両があるのかを大まかに確認する【利用無料】

安くなる有料道路料金

少し条件はありますが、車種に関係無く有料道路が約半額になる制度です。

 

その条件です。

 

  • 傷害のあるご自身が運転される場合、
  • 重度障害者の血縁者に付き添っての運転、

 

それらに限定されます。

 

同料金割引に必要なのは、どちらかの手帳を提示するだけです。

 

  • 「身体障害者手帳」
  • 「療育手帳」

 

この制度の有効期間は2年なので、期限毎に更新することを忘れずに!

駐車禁止適用除外を使う

駐車禁止区域にでも駐車できる制度であり、車いす移動車、または障害のある方が使えます。

 

これは標章をフロントに提示すれば、駐車禁止区域でも駐車できるので安心&便利です。

 

標章(マーク)は、お近くの警察署でお問合せください。

福祉車両購入の貸付制度

ここでは福祉車両購入にとても役立つ 「生活福祉資金の貸付制度」 をお伝えします!

 

ここで1つだけ覚えておいて欲しいことがあります。

 

それは、今までお伝えした「助成金」と「貸付制度」は全く違うモノだからです。

 

「助成金」は税金から供出され返済義務はありません、アナタに供与されるモノです。

 

「貸付制度」は国に返済する義務があります。

 

返済義務がある貸付制度では、これらを意識してください。

 

  • 貸付金額、
  • 金利、
  • 返済期間(回数)、

 

無理のない範囲のお金を借りて、無理のない返済期間を選ぶようにお願いします。

 

では支援制度の内容です。

 

  1. 「障害のある方が通勤、通学などで購入する車の資金の一部を貸し出てくれるのが福祉資金
  2. 「雇用促進のため、障害者雇用する事業主に対するのが重度障害者通勤対策助成金

 

おわかりでしょうか? 

 

上記1は貸付2は助成金です。

 

それぞれ社会福祉協議会、各都道府県の障害者雇用促進協会へお問い合わせください。

 

さらに、貸付を利用するなら金利比較がとても重要です。

 

国の貸付制度だから必ず金利が低いとは限りません。

 

国と民間銀行を比較すれば、出費の削減にもつながります。

 

さらに不足部分があれば、低金利の銀行ローンも使えます。

 

⇒福祉車両を低金利ローンで買いたい場合に確認する【利用無料】

貸付制度の注意点とは

国の貸付制度であってもこれらリスクがあることを知ってください。

 

  • 連帯保証人を立てれば無利子若しくはとても低利子になる
  • 連帯保証人なしなら1.5%など低利子
  • 貸付金額は数万円から数百万円
  • 借入に必要な期間は4週間~6週間と長い

 

国の貸付制度なので金利部分は全く問題ありません。

 

問題は無利子などで要求される連帯保証人です。

 

そんな連帯保証人は借主と同じ返済義務を負うので、万が一の支払不履行では否応なしに連帯保証人に支払請求が行われます。

 

アナタの家族、親族に請求が及ぶのはリスクとしか考えられません。

 

従って例え有利子であろうと保証人なしの借入をお勧めします。

 

もし150万円を借入、金利1.5%ならこうなります。

 

借入金額 : 150万円

借入期間 : 4年間(48回払い)

4年間分の利子総額 92,695円

1か月分の利子負担 1,931円

 

毎月1,931円の利子負担なら連帯保証人なしでもやれると考えられませんか?

 

次は保証人の種類と役割をお伝えします。

 

大切なお話です。

保証人と連帯保証人ではリスク負担が違う

国は福祉車両を必要とする人達の貸付にも保証人や連帯保証人を求めてくる、少し腹立たしく思うのはアナタも私も同じです。

 

しかし国の貸付制度を利用するのであれば、それら保証人の種類とリスクを知ってください。

 

それをアナタが知っていれば、保証人をお願いする人にも伝えられます。

 

そうすれば万が一の場合にも、家族、親族、友人たちとの人間関係を壊さない&保つ役目をはたしてくれる、そうお考えください。

保証人がはたす義務とは

少しムズカシイ言葉ですが、保証人には「抗弁権」が与えられます。

 

抗弁権があれば、お金を貸した団体(業者)が保証人へ直接の返済を求めてきても拒絶できます。

 

従ってお金を借りた本人に返済義務があると主張できる制度です。

 

しかしお金を借りた本人が行方不明や亡くなった場合は、保証人に返済義務が生じます。

連帯保証人がはたす義務とは

ここが問題なのですが、連帯保証人には「抗弁権」がありません、一切与えられていません。

 

従って、お金を貸した団体(業者)が連帯保証人へいきなり返済を求めてくる場合もあります、それは法律で認められています。

 

もしお金を借りた本人が健在でも財産があったとしても関係ありません。

 

つまりお金を借りた本人と連帯保証人は全く同じ義務とリスクを負っています。

 

お金を借りる側も保証人や連帯保証人を引き受ける側も、上記の説明を受け&理解してから決めてください。

福祉車両があれば生活が楽になる

アナタやご家族に合った福祉車両に出会えれば、生活が楽になります。

 

福祉車両を扱う新車ディーラー、中古車店であれば福祉車両担当の営業マン達はボランティア?そう思える程に親切丁寧に相談に乗ってくれます。

 

でも&しかし、福祉車両を選ぶ、購入する場合には注意が必要です。

 

新車、中古車に限らず、車を利用する人の体調が進行中なのか、それとも安定しているかを判断し、アナタに、ご家族に合った車を選ぶようにしてください。

 

今と今後の体調と進行状況を考えながら福祉車両を選べれば、車を何度も買い替えたりすることにはなりません。

 

アナタが良い車屋さんと、相応しい車に出会えることを願います。

 

最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

 

また、「車の買い方【119番】」でお会いしましょう!

 

⇒関連記事「障害者が福祉車両購入に使える非課税制度と助成金の条件」

 

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