車を買う時には全長x全幅x全高は気にしても最小回転半径は無視していませんか?

 

狭い道でUターンできるか、切り返せるか、それは車の大小ではなく最小回転半径の大小が原因なのをご存知ですか?

 

さらに、同じ車種の買い替えであっても最小回転半径が違うことがある、それら併せてお読みください。

 

きっとアナタの車選びが変わります!

 

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最小回転半径を決めるルールとは

車の取り回しの良し悪しを決める最小回転半径、そこにはこんな駆動方式の基本ルールが存在します。

 

最小回転半径を決める基本ルール

駆動方式 最小回転半径・曲がり
FR後輪駆動 小さい・良く曲がる
FF前輪駆動 普通・普通に曲がる
4WD全輪駆動 大きい・あまり曲がらない

 

FR後輪駆動は前輪に駆動装置が無くタイヤの切れ角度スペースを確保しやすい。

 

FF前輪駆動は前輪の動力装置が邪魔になりタイヤの切れ角度に制限がある。

 

4WD全輪駆動は4本全てのタイヤ駆動させる装置のために、さらに可動スペースが取られ切れ角度が小さい。

 

もっと簡単な表現では2WDは曲がるが、4WDは曲がらない、、です。

 

上記は基本ルールなので、各メーカーではホイールハウスを大きくしてもデザインで目立たない様にしたり、FFや4WDでもタイヤ切れ角度を大きくし、最小回転半径を小さくしています。

 

では私の得意分野である外車乗り最小半径はどうなのか見ていきましょう。

主要外車の最小回転半径比較

2018年10月現在での外車最小回転半径を比較したら面白いことが分かりました。

 

そんな外車にはアメ車が一台も入っていせん。

 

アメリカ車カタログには燃費も最小回転半径も記載が一切が無いからです。

 

理由は燃費も悪い、最小回転半径は6 mどころか6.5 mでも普通だからです。

 

まあ、日本が50個も入る国土面積だから「大周りになる」その感覚さえ無いのでしょう。

 

では我々が興味ある人気ヨーロッパ車の最小回転半径を確認していきましょう。

ヨーロッパ車の最小回転半径比較

メーカー・車名 最小回転半径 車長 (mm) 駆動方式
ベンツ
Aクラス 5.1 m 4355 FF
Bクラス 5.2 m 4440 FF
CLAクラス 5.1 m 4685 FR
Cクラス 5.1 m 4715 FR
Eクラス 5.4 m 4940 FR
GLAクラス 5.7 m 4430 4WD
Mクラス 5.5 m 4790 4WD
 BMW
2シリーズ 5.5 m 4350 FR
3シリーズ 5.4 m 4645 FR
5シリーズ 5.7 m 4950 FR
7シリーズ 5.5 m 5070 FR
X4 5.7 m 4680 FR
 アウディ
A3 5.1 m 4465 FF
A4 5.5 m 4735 FF
A5 5.5 m 4750 FF
A6 5.7 m 4950 FF
Q5 5.5 m 4680 4WD
 フォルクスワーゲン   
ゴルフ 5.2 m 4265 FF
ポロ 4.9 m 3995 FF
トゥアレグ 5.5 m 4815 4WD
 ボルボ
V40 5.7 m 4370 FF
V70 5.9 m 4935 FF
 MINI
クーパー 5.6 m 4015 FF
クロスオーバー 5.8 m 4210 FF

 

外車ばかり書いてしまい申し訳ありません。

 

しかし、ここから分かるのは全長が長くても最小回転半径が小さい車全長が短くても大きい車があることです。

 

それは日本車であっても同じです(アルファードを後述します)。

 

さらにBMWは全てがFRで最小回転半径を小さくするのに有利なのにそうしていないそれは直進安定性に起因しているからでしょう。

 

4WDならば全車で最小回転半径が大きいのは共通点です。

 

その理由は冒頭に書かせて頂きましたようにこうなります。

 

4WD全輪駆動は4本全てのタイヤ駆動させる装置のためにさらに可動スペースが取られ切れ角度が小さい。

 

車選びではデザインも用途も大切ですが、自宅近辺の道路幅、駐車場位置なども考え最小回転半径=ハンドル切れ角度で考えれば良い車が見つかるでしょう

 

そんな最小回転半径はデータだけでは感じられません。

 

従って、最小回転半径が小さい車を何台か試乗することで実感可能になります。

 

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欧州車と日本車の最小回転半径類似点

欧州各国の国土は日本より小さかったり、山や坂道が多かったりと類似点がいくつもあります(アメリカはありません)。

 

欧州各国で町と町を結ぶのは狭まめの街道であり、そんな道路環境からも最小回転半径が決められたと考えます。

 

運転技術も少し!?我々と似ているので、それも車造りに影響しているかもしれません。

 

ただし、日本より北に位置する欧州なので、冬の運転=雪道の運転はスーパー、敵うはずもない、、そんな高レベルとお考え下さい。

 

あれです、ラリーやF1ドライバーにフィンランドなど北欧ドライバーが多いことが「運転上手い」、それを現しているとも言えます。

 

日本と似た道路環境+冬の寒さとドライな雪、アイスバーンなどが欧州車を鍛えたのは間違いありません。

 

いつもの余談ですが、真冬の北欧などでタクシーに乗ったら猛スピードで飛ばし、車スリップして真横を向いても片手でハンドルをクリクリ!?しただけで真っ直ぐに立て直す運転技術に驚く私。

 

タクシードライバーに「そんなのは当然さ、簡単だよ」、そう真冬のフィンランド(ヘルシンキ郊外)で言われたことがありました。

 

では本題に戻ります。

同じ車種でも違う最小回転半径のナゼ

今までFR後輪駆動だった車を4WDモデルに乗り買えたら「いつもの道が曲がれない&Uターンできない」、そんな経験はありませんか?

 

それは同じ車種でも一番曲がれるFRから一番曲がらない4WDに変更したからです。

 

同じ車の乗りかえで、そんなことになるとは誰も思わないかもしれませんね?

 

買い替えだけではなく、同じ車のレンタカーや人の車を運転する際にも駆動方式違いでの最小回転半径差は意識して下さい。

 

レンタカーでいつも曲がれる感覚がズレれば事故になる可能性もあるからです。

 

愛車と同じ車だから曲がれるはずだったのが曲がれない、それは危険すぎます。

アルファードの最小回転半径

後半になって申し訳ありませんが、大人気車の最小回転半径を1台お伝えします。

 

現行30系アルファードならどうなんでしょうか?

 

3mもホイールベースがあるのに最小回転半径は5.6m(17インチ車)、もっとも大きい18インチでも5.8mしかありません。

 

全高 1880 ㎜ (ハイブリッド1895㎜)

全幅 1850 ㎜ 

全長 4915 ㎜ 

 

こんな小山!?ほど大きいのに5.6m(5.8m)は意外に小さい最小回転半径に感じませんか?

 

アルファードの最小回転半径は、小型車ボルボV40やMINIほぼ同じなんです
※上記データ参照

 

さらにアルファードはフロントが短いので、同じ最小回転半径のセダンより小さく回れるのは間違いありません。

 

そう考えて下記比較すればこうなります。

 

  • 車フロントが短く大きなアルファード(含むヴェルファイア)は、車フロントが普通で小さいボルボ40やMINIよりも小さく早く回れる。

 

より小さい最小回転半径で確実に回れる&方向転換できるのは大きなアルファードでした!

 

そんなアルファードどほぼ同サイズでもっと曲がる日本車がありました。

ハイエースの最小回転半径がスゴイ

トヨタ、ハイエース(ロングボディ)のサイズです。

 

全高 2104 ㎜

全幅 1880 ㎜

全長 4840 ㎜

 

し・か・し・ロングボディのハイエース(2WD)最小回転半径は5.2mしかありません。

 

さらにフロントノーズが短いので、実際の最小回転半径はもっと小さく周れるんです。

 

ボディサイズはアルファード(ヴェルファイア)でも、最小回転半径はゴルフFFの5.2mと同じなんです。

 

車は見かけによりませんね!?

 

日本車は以上です。

 

ここでまとめと思っていましたが、最小回転半径や曲がることに影響するハンドルの話もさせてください。

大切なハンドル性能は誰も気にしてくれない

ハンドルの役目は直進維持と回転(旋回)するだけと思っていませんか?

 

実はハンドル性能によって曲がる力を維持できる&できないがあるんです。

 

つまり自分の思い通りにコントロールできる&できない車、その原因がハンドルにあることをお伝えします。

 

優れたハンドルなら力の入れ具合で思った通り「連続して徐々に曲がれる&戻せる」、そして意図した向き&出口にピタリと合わせられます。

 

ハンドルってスゴイ性能を持っているんです。

 

特にハンドル性能を実感できるのが首都高など少しタイトなコーナーを高速で曲がる時です。

 

良いハンドルなら強く操作しなくても思い通りのラインで曲がってくれます。

 

曲がりから直線に戻す時も、ハンドルが戻る強い力を借りながら楽に緊張しないで操作できます。

 

そんな優秀なハンドルを持つのはドイツ車はほとんどそうです。

 

日本車でもありますが、少し高級な車になると考えます。

 

次では良いハンドルと悪いハンドルの特徴をお伝えします。

 

また余談ですが、車15台を所有してきたことで走行性能はもちろん、車種でハンドル性能&キャラが大きく違うことも経験してきました。

 

それは国内外で多く利用したレンタカーでも同様だったのでお伝え出来ます。

 

良いハンドルと悪いハンドルの特徴をお伝えします。

ハンドル良し悪しをまとめました

良いハンドルはこうです。

 

  • ハンドルからの軽い反発力をいつも感じながら操作できる
  • ハンドルの反発力が途切れることはない
  • ハンドルを切った分だけ&強さの分だけ思った通りに操作できる
  • 良いハンドルなら二度切り、三度切りがとても少ない
  • ドライバーが思った通りのラインどりができる(コントロール性能が高い)
  • 片手でもハンドルの反発力(重さ)があり、とても運転しやすい(片手をケガした時に実感しました)

 

悪いハンドルはこうです。

 

  • ハンドル操作が軽すぎる(反発力が弱い若しくは感じない部分あり)
    ※片手運転はムズカシイ!?
  • ハンドル操作で抜け感がある=パワーの途切れを感じる
  • ハンドル操作が上手くできず、二度切り、三度切りでライン調整が必要になる
  • ドライバーが思ったライン取りができない

 

個人的な感想ではドイツ車はハンドル切り始めから手応えが伝わってくるので、始めから最後までコントロールできていると感じます。

 

日本車はと言えば、ハンドル切り始めの手応えが乏しく、どこでどれくらい切ればよいのか&力を入れれば良いのか分からず感に頼る部分がありました。※車種による

 

ハンドル操作の感覚は多くの車を乗り比べなければ分かりませんが、それを意識して車を選ぶのと選ばないとでは安全面で大きな差ができる考えます。

 

一番ハンドル操作の良し悪しが分かるのは、ショッピングモールやビル街にある3階、4階、5階などの駐車場の狭い道を登ったり下りたりする時です。

 

そこそこ重くても戻る力あるハンドルなら、切った分だけ自然に元に戻ろうとしてくれる、だから楽で安心なんです。

 

それは所有したアウディ、ベンツ、BMW、ゴルフどれもそうでした。

 

最小回転半径性能と併せてハンドル性能も是非気にしてください。

 

そんなハンドル性能は試乗しなくては分かりません、感じられません。

 

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最小回転半径で車を選ぶまとめ

日本車でも外車でも最小回転半径が小さければ取り回し、見切りが良くなるので安全運転につながります。

 

しかし、曲がる方向に何も障害物がなければ最小回転半径の数値通りに曲がりますが車フロントの短い&長いによっても差ができてしまいます。

 

軽ワゴンやミニバンの様にフロントトップが前輪タイヤハウスと近かければ、最小回転半径の数値近くで楽々と曲がれます。

 

それが乗用車のクラウンやセルシオみたいにフロントが長ければそうはいきません。

 

それでもベンツのCクラスのようにフロントが長めでも5.1mの最小回転半径&ハンドル切れ角度なら、とても便利に使えます。

 

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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