車の本や番組で必ず使われる専門用語「アンダーステア」「オーバーステア」が分かりません。

 

昔の私も誤って理解していた言葉が、アンダーとオーバーステアなのを急に思いだしました。

 

車専門誌も車番組解説者も説明なしに使っているのも気になっていました。

 

記事にする内容ではありませんが、これが正しいアンダーとオーバーステアの意味です。

英語の意味を誤解していた

アンダーステア(understeer)とオーバーステア(oversteer)は一定円旋回で車の動きを説明する言葉です。

 

それが本当の意味なのに、単にハンドルが切れる、切れないでしか理解していなかった時期がありました。

アンダーステアはこの動きです

  1. ハンドルの曲がる角度を一定にし、円を描きながら走ります
  2. アクセルを少しずつ強く踏んで速度を上げていきます
  3. 旋回走行する円の軌跡が徐々に大きくなる、大周りになっていく

 

これがカーブを曲がりにくいアンダーステア状態です。

 

FF前輪駆動車はフロントタイヤが駆動するので、アンダーステアとなります。

オーバーステアはこの状態です

  1. ハンドルの曲がる角度を一定にし、円を描きながら走ります
  2. アクセルを少しずつ強く踏んで速度を上げていきます
  3. 旋回走行する円の軌跡が小さくなる、円の内側に向かっていく

 

これがカーブを曲がりやすいオーバーステア状態です。

 

FR後輪駆動車はリヤタイヤが駆動するので、オーバーステア気味になります。

 

ベンツ、BMWなど高級車のほとんどはFRです。

 

理由は曲がる時に後輪に遠心力がかかるので自然に曲がりやすくなるからです。

 

ここで、「ちょっと待て」「説明が変じゃないか」、そう聞こえました。

 

次で完璧にお答えします。

速度上げても円の軌跡が小さくなる

オーバーステアで速度を上げれば旋回している円が大きくなることはあっても、小さくなるなんてあり得ない。

 

もし旋回する円を小さく周るには減速するしかない。

 

そう私を含めて誰もが考えてしまいます。

 

実はこれら理由で、一定円を旋回するオーバーステアの車が円の内側に向かっていきます。

 

  1. 速度アップでは円をふくらませながら大きく旋回しだす
  2. 同時にタイヤグリップが徐々に失われ始める
  3. 車の向きが変わり始め、円の中心へ向かい始める
  4. 車全体とタイヤに大きな角度がつき、走行抵抗が増大する
  5. 大きな走行抵抗がブレーキとなり速度が落ちざるを得ない
  6. 円の内側へ向かうオーバーステアとなる

 

いかがですか?

 

アンダーステアとオーバーステアの違いを理解してもらえましたか?

アンダーとオーバーステアまとめ

アンダーとオーバーステアのどちらが良いのか?

 

その話になるとプロでも激論が交わされるテーマです。

 

カンタンには前輪駆動のFF車ならアンダーステアとなり初心者向けとされています。

 

理由は、FFの高速コーナリングでは駆動する前輪が絶えられなくなると、外へ外へと引っ張られてコースを外れてしまうからです。

 

後輪駆動のFRはFFの逆となり、高速コーナリングでは車が内側に向かってしまい、最後はスピンします。

 

そんなスピンするほどの遠心力を上手に制御しながらキレイに曲がるのがFRの高級車です。

 

しかし、普通のFRでスピンを防ぎながら姿勢を立て直す、それには特殊なハンドル操作が必要になります。

 

一般的に雪国の車なら4WDと思われがちですが、実際はFF車がとても重宝されているのもアンダーステアが理由かもしれません。

 

本日も最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

 

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