国土交通省は日産、スバルの無資格検査問題で、不正無しと自己申告した23社の抜き打ち検査を順次に行う決定が11月になされたのをご存知ですか?

 

この問題で日産、スバルとも出荷が遅れ、売上にも大きく影響を及ぼしたと聞きました。

 

さらに2014年9月以降に登録された新車も再検査の対象となり大問題は今も続いています。

 

アナタ含め多くの人達は日産、スバル車購入で少なからず不安を感じているのではありませんか?

 

そんな無資格者による完成車検査の不安部分を少しでも取り去るお話をお伝えします。

考えるべき0回目車検の内容

メーカー工場で完成した車は必ず車検を受ける国の規則があり、それが0(ゼロ)回目車検と呼ばれています。

 

その0回目車検を通った車だけがナンバーを取れる資格を持っています。

 

工場で完成した新車全てを国指定の車検場に持ち込むのは不可能であり、その代わりに資格を持った検査員が確認することでメーカー工場内検査が認可されています。

 

し・か・し・日産とスバルの問題は資格を持たない検査員が工場内の最終内検査=0回目車検を行っていた、違法と知りながら組織的に数十年間も!

 

そんな0回目車検は、通常車検と全く同じ検査内容なのを確認して下さい。

 

  • サイドスリップ量測定(横滑り量検査)
  • フット&パーキングブレーキ検査
  • ヘッドライト光軸検査
  • スピード検査(スピードメーターが正確な速度を表示するか)
  • 方向指示器&ハザード検査
  • 等々

 

これら検査項目は個人車検を受けた人であればお分かりでしょう。

 

つまり0回目車検は車性能を検査するものではなく、国が定めた車検項目に対応しているかどうかだけを調べます。

 

もう少し砕けてお伝えすると、計測器で行う検査なので人のスキル、熟練度、知識とは関係なく行える、そういえます。

 

言葉が適切ではありませんが、最終的に行われる有資格検査は形式的な手続き&書類上だけの問題であるとも言えます。

 

し・か・し・国交省が認定した有資格者が最終書類にハンコウを押す義務があるのは確かです。

 

会社の指示であったとしても、無資格者が有資格者のハンコウを勝手にバンバン押すのは違法でしかありません。

やり直しができない0回目車検

社内での0回目車検やり直しはできないルールです。

 

今回の無資格者検査で合格とされた全車はリコールを届け&回収になりました。

 

そして新たに車検を受けるので再出荷はさらに遅れています。

 

しかし、車は生産過程の個別チェックを受け、無資格者であっても完成車には車検と同じ検査が行われていた、それも機械判定によって。

 

そうであれば、必要以上の不安感を持つことはないと考えます。

 

話がずれますが、こんな経験をお伝えします。

データ数値さえ合っていれば許可OK

日産、スバルの問題は、誰でもできる機械式の最終検査だったので全検査に無資格者が何十年間も代行していた、有資格者が立ち会わなかった、、です。

 

つまり手続きさえ正しければ国交省も認める、形式的な検査であるとも言えます。

 

監督官庁は違っても、輸入通関などで成分表提出が要求されるモノがあります。

 

もし商品成分10種類の中で非公開成分がったとしても、輸入する個人や会社判断で想定する補足成分の書類を提出することで輸入許可になる。

 

つまり、多くの機械、商材、製品であっても実際のテスト迄は行えないために、机上の論理で良しとされています。

 

今回の日産やスバルでも完成車を一台ずつの試験は不可能であり、そのことと少しだけ似ている輸入通関のお話でした。

 

再度お伝えしますが、日産やスバルでは各生産過程での個別チェックを行い、機械検査となる0回目車検に有資格者が立ち会わなかった、それだけが問題とされました。

 

それは輸入通関のデータ作成!?とは違い、全ての検査が行われたあとのハンコを押すのが有資格者か無資格者かの問題とも言えます。※机上手続きの不備は事実として存在します。

 

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無資格者検査と0回目車検のまとめ

国交省が定めた車の完成検査をメーカーが行うのが0回目検査と呼ばれる、それを理解して頂けたと考えます。

 

そして完成車に対する0回目車検と通常車検は同じ内容、計測機械を使用するので検査員のスキル、熟練度、知識に関係ない、それもお伝えしました。

 

従って、日産、スバルが国交省と約束した検査手続きに違反があったのは事実でも、それが製品に影響を与えている可能性は0に近い、そうご理解ください。

 

本日も最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

 

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